半夏生(2023年(令和5年)7月2日(日))。季節を肌で感じる生き方も必要だと感じる今日、生きて行くために。

「土用や八十八夜などがある日本独自の暦「雑節」の一つで、田植えなどの農作業を終える目安の日とされる。関西地方ではこの日にタコを食べる風習がある。明石海峡近辺でとれるマダコの「明石ダコ」は、速い潮流の中で育つため「陸でも立って歩く」と言われるほど身がしまり、プリプリとした歯ごたえと、うまみの強さが特徴。」

「雑節」を調べてみると、

「日本の暦用語。二十四節気以外の季節を示す。太陰太陽暦 (旧暦 ) で用いられたものであるが,1873年に太陽暦に改められたのちも,旧暦の名残りとして雑節が現行暦にも記載されている。それらを年の初めから順に示せば次のとおりである。冬の土用 (立春の直前 18日間) ,節分 (立春の前日) ,春の彼岸 (春分の日を中日として7日間) ,春の土用 (立夏の直前 18日間) ,八十八夜 (立春から数えて 88日目) ,入梅 (太陽の黄経が 80°に達した日) ,半夏生 (太陽の黄経が 100°に達した日) ,夏の土用 (立秋の直前 18日間) ,二百十日 (立春から数えて 210日目) ,秋の彼岸 (秋分の日を中日として7日間) ,秋の土用 (立冬の直前 18日間) 。このほか旧暦では,春の社日,二百二十日,秋の社日も雑節に数えられていたが,現行暦では除かれている。」

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「雑節」の意味・わかりやすい解説より引用

暦を今はカレンダーといい、カレンダーに書き込むのは予定であるのですが、暦では季節を表しているのですね。

なかなか季節感を感じながら生活することが少ないのは自然と触れる機会が少ないからなのでしょう。

昔の人々は農業で生計を立てていたので生活が自然と密着しているために季節とともに生きていたのだと思います。

地球温暖化だ異常気象だというのはテレビや携帯から流れてくるニュースで知ることで、

季節感を肌で感じながら生きてはいないなぁ。

暦をベースに季節を肌で感じる生き方も必要だと感じる今日。

生きて行くために。

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