日本の都ー奈良、京都、東京(江戸)ーは繁栄を願い、風水の好適地、風水考えで建てられた。

奈良、京都、東京は日本の都がおかれていた街です。都がおかれた理由は風水の好適地でした。

京都は今も観光地として圧倒的な地位を築いていますが、もともとこの地を都にするときに

四神相応(東に青龍、西に白虎、南に朱雀、北に玄武)という風水の考えに基づいて築かれました。北の船岡山が玄武、東の鴨川が青龍、西の山が白虎、南の巨椋池が朱雀とされ、非常にバランスの取れた立地でした。しかし応仁の乱から始まり戦乱の世が続き、江戸時代の平安を迎えましたが幕末に戦乱に巻き込まれていきます。都として1000年以上栄えてきましたが、明治にその地位を東京にゆずります。

東京も江戸時代に徳川家康が風水を重視して都市設計を行い、皇居(旧江戸城)を中心にした結界や水路の配置が考慮されました。荒川や利根川の流路を変え、水の流れと富士山からの龍脈で気の流れを取り入れた江戸から東京はその後明治大正昭和と栄えていきます。

東京は世界都市として人・モノ・情報があつまり、日本の高度経済成長をけん引してきました。’80年代から都心23区内に高層ビルが建ち始め、富士山から流れ込む龍脈が切られていったといわれています。特に甲州街道新宿の高層ビル群は龍脈を途絶したと。

’90年代以降日本は失われた30年を迎えます。これもひょっとしたら龍脈を高層ビル群が断ち切ったことと関係があるかもしれません。しかし東京には人・モノ・情報が流れ込みその後も栄えていきます。これは

皇居の存在:風水では「龍穴」と呼ばれるエネルギーの集中点が重要であり、皇居の位置がそれにあたるとされるため、一定の安定をもたらしている。

新しい風水の調整:東京スカイツリーなど、現代的なランドマークが新たな気の流れを作っているとも言われる。

経済のエネルギー:都市は「人の気」も影響するため、多くの人が集まり、活動することでエネルギーが維持される。

都というのはやはり風水に基づき大地から、人や交通の行き来などによりその後の繁栄を作り上げていくのではないでしょうか。

今後日本のことを考えるのであれば首都の建設に風水の考えを取り入れて東京から移転するというのも考えても良いかもしれません。

神戸から東京への旅のご案内は難しいですが、京都の風水地巡りの旅のご案内もこれからやっていきたいと思います。大地からのエネルギーをうけること間違いないです。

次回は神戸にまつわる風水地をご紹介していきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました