今日は何の日2023年(令和5年)6月10日(土)~時の記念日、子午線は一か所じゃなく、長い線~

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6月10日は時の記念日。

「日本書記」の天智天皇10年4月25日(グレゴリオ暦換算671年6月10日)の項に、漏刻を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す。とあることから。「漏刻」とは水時計のことである。(6月10日 今日は何の日~毎日が記念日~ (nnh.to)より引用)

1960年のこの日には日本標準時の明石に天文科学館が開館。「子午線のまち」をアピールした。(2023年(令和5年)6月10日(土)神戸新聞ひょうご版より引用)

6月10日が時の記念日になったのはわかりました。

日本の標準時は東経135度なんです。東経135度は南極から北極まで(北極から南極まででもいいけど)通っています。

日本に限っても京都府の丹後半島、京丹後市から福知山、丹波、明石、淡路島、紀淡海峡と通っています。

日本の標準時は明石という気がしているのはなぜなんだろう。

「子午線は明石にだけある」という勘違いまでしそうなんですね。

そもそも明石には天文科学館があるからだよ。と言われそうですが・・・

ということで近隣の市の東経135度子午線を見てまわりました。

するとあった。ありました。

三木市には子午線塔がありました。今日の記念日は太鼓の演奏とみきってぃーウォーキングが行われていました。

さらに小野市へ向かう途中(久留美)には大日本標準子午線という立派な標柱も。

三木市のお隣の小野市にもありました。

ここは公園になっています。

小野市の北隣は西脇市です。ここ、こそ日本の標準時を名乗るにふさわしい東経135度北緯35度が交差する市なのです。

さらに西脇のモニュメントがまた大きい。

奥の4本の支柱と手前の半球形がへそ公園に作られています。これは平成版。

さらには大正時代に作られた標柱もありました。

西脇市は大正時代から東経135度北緯35度の町をうたっていたのですね。

ついでに神戸市西区にもありました。神戸市立春日台小学校の校庭です。

各地に東経135度子午線のモニュメントや標柱が建てられ子午線の町を謳っているのですが、全国的には”明石市”だけが子午線の町として認識されている気がします。子午せんべいが明石ご当地お土産として売られているくらいですから。

なぁーんでか?

最初に書きましたが、”日本で最初に子午線の町”を謳い、宣伝していったことが大きいのではないかと思います。

各地の標柱はひっそりとたたずんでいますが、明石の子午線が通る天文科学館のイベントには長蛇の列でした。

何事も”一番”というのが人に知られるポイントですね。

一番を目指すぞ!おっー!

No.1でもOnly.1でも。

BGMは浜田省吾を聞きながら、明石~三木~小野~西脇~神戸市西区自宅まで100㎞超。

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