元兵庫県令の神田孝平死去 (2023年(令和5年)7月5日(水))。兵庫県はこうしてできあがったんだ。

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「1898(明治31)年、享年67。

洋学者として幕府・蕃書調所教授などを経て71年、県令(知事)に。

第二次兵庫県発足から5年弱の任期中、摂津西部5郡だけの狭い県土から現在に近い広大な第三次県への拡張を実現させた。

後に貴族院議員を務め、全国的な地租改正など農民救済も建議にも尽くした。」

神戸新聞2023年(令和5年)7月5日(水)今日は何の日?ひょうご版より引用。

兵庫県の県知事は伊藤博文というのは知ってましたが、神田孝平という方は初めて耳にします。

そもそも兵庫県は明治になり廃藩置県で藩が廃止され新たに中央政府が県を設置します。

兵庫県は幕府直轄領の兵庫津を皮切りに摂津国としてスタートします。今の兵庫県は兵庫、飾磨(播磨全域)、豊岡(但馬全域、丹後全域、丹波3郡)、名東(阿波及び淡路全域)に編成されました。

その後明治9年に飾磨県と豊岡・名東両県の一部が兵庫県に併合されて、ほぼ現在の県域が確定しました。(兵庫県ホームページより)

兵庫県の拡大には開港の兵庫県の力をつけるという大久保利通の意向が大きく働いていたようでした。

これが広域兵庫県5国の誕生です。

このような兵庫県の歴史に想いをはせて、是非兵庫県を訪れてみてください。

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