日本標準時制定記念日(7月13日)。子午線のまち明石と言い切った明石はえらい。

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「1884(明治17)年の国際子午線会議の決定に基づいて、2年後のこの日に「東経135度の子午線を日本の標準時と定める」勅令が公布されたことに由来する。県内の標準時子午線は、日本初の標識を立てたことから「子午線のまち」と呼ばれる明石市のほか豊岡市、丹波市、西脇市、加東市、小野市、三木市、神戸市西区、明石市、淡路市を通る。」

神戸新聞2023年(令和5年)7月13日(木)今日は何の日?ひょうご版より引用。

明石市の戦略はすばらしく、「日本で初めて子午線のまち」を宣言したことにあります。

なんでも”初”というのは価値がつきます。子午線といえば”明石”です。子午せんべいもおみやげで売ってますから。

臆することなく自分で名乗ってしまえば、人々の中で認知されて「子午線のまちといえば、明石」となります。

そこまでいけばブランドですね。

兵庫県内その他の地域も(我が神戸市西区も)子午線が通っているにも関わらず、明石だけが子午線のまちとなるのです。

大事ですね、ブランド。

ところで子午線は別に東経135度の経線だけではありません。世界の標準時のグリニッジ子午線もです。

子午線とは北と南を結ぶ線のことをいいます。昔の人は方角を十二支(子,丑,寅,卯,辰,巳,午,未,申,酉,戌,亥)で表し北が子、南が午になるので、それを結ぶ線で子午線なんです。

地球上いたるところに子午線だらけです。

それを「子午線のまち明石」と言い切った明石はえらい。

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